2017年8月14日月曜日

フィーリンライブレコーディング秘話

7/23のフィーリンライブから少し経ってしまいましたが、ご来場者限定CD-Rはお聴きいただけましたか?改めて、ご来場くださった皆様ありがとうございました。


今回はそのCD-Rのレコーディングについて少々書いてみようと思います。



フィーリンライブと言うくらいなので、もちろんコンセプトは「フィーリン」ですが、ライブではなくレコーディングなのでもっとライブでは出来ない事をやろう!と言うのが考えていた事でした。


全部で三曲でしたが、デュオでの一曲はオープニング、しっとりと夜中のライブハウスで歌うイメージ。


ガットギターを2本重ねた一曲はボーカルとギター2人のトリオのイメージ。分かる人には分かる、ホテル・ナシオナルの中にはの木陰でのイメージでした。ボーカルがマラカス振りながら歌うような感じで、マラカスをサラリと追加してね。


そして三曲目はフルバンド。ボレロだけがフィーリンじゃないしね。

パーカッションだけでもコンガ、ボンゴ、マラカス、ギロ、ウィンドチャイムにシンバルまで入っています。特にボンゴはボーカルまで録り終えた後に入れたので、歌やソロと良く会話していますので改めて聴いてみて下さいね。

今回は打ち込みを使わない!と言う明確な意思が最初からあったので、ベースももちろん手弾き。

そして打ち込みを使わないつもりだったので、ラッパ類ではなく使ったのがエレキギターでした。キューバ音楽のマナーやフィーリンと言うキーワードは絶対に外すつもりはなかったのですが、それでもロック的アプローチを入れたり色々しました。もちろん歌の邪魔はせず、でも結構むちゃくちゃなフレーズを歌の後ろで流したりやりたい放題笑。


この三曲目は結構やりたい事をやった感じで、楽しかったな。コーラスも3声でばっちり入れたり、ギターもガットとエレクトリックで何トラック使ったか分からないくらいでした笑


そして面白かったのは今回のレコーディングは全て自宅でやったこと。もちろん音質はレコーディングスタジオとは差があるし、マイク等の機材やマスタリングに差があるのは確かですが、それでも58を中心に必要十分な音質、そして何より自分のアイデアを時間や人間関係に左右されずとことん試せるのは魅力的でした。アレンジに関しては本当に私1人で、ミホさんとかにはオケが出来てから聴かせたくらいだったので、終わった今もっとこうしたい、と言うような欲は出てますが、ある一定の満足感もあるわけです。


まだまだ試したいアプローチは沢山あるのですが、ひとまずそういうのを試す良い機会になりました。付き合って歌入れしてくれたミホさん、パーカッションを沢山入れてくれた由加さんに感謝感謝。


CD-Rも好評で、音源付きでのチャージ設定が安すぎたんでは?なんてお声も頂いたりで嬉しい限りです。また面白いライブやCDなんかも企画しますのでお楽しみに。


しかし家でかなり出来るもんですよね!

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